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病院の施設警備員の仕事内容とは?求められるスキルや魅力も紹介

工場における警備員の業務内容や勤務形態とは?おすすめの警備会社も紹介

警備員が勤務する場所には、オフィスビルやマンション、商業施設、工事現場などさまざまあり、病院もそのうちの一つです。

病院には不特定多数の人々が訪れるため、安全対策が必要になります。そこで活躍するのが、病院に勤務する施設警備員です。

この記事では、病院で働く警備員の仕事内容や求められるスキル、やりがい・魅力などについて解説します。病院での警備員の仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

病院でも活躍する「施設警備員」

警備員の仕事は、警備業法により1号業務から4号業務に分かれています。病院での警備は1号業務である「施設警備」に該当し、施設警備で活躍する警備員は「施設警備員」と呼ばれます。

施設警備員は、病院のほかに、オフィスビルやマンション、商業施設などの人が多く集まる場所で巡回や監視を行なうのが業務です。

さらに施設警備について知りたい方は、以下の記事でさらに詳しく解説しています。ぜひ、こちらも参考にしてください。

施設警備とは?仕事内容や年収、将来性などもまとめて解説

病院の施設警備員のおもな仕事内容

院の施設警備員のおもな仕事内容

病院での施設警備員の業務は、ほかの施設警備員とも共通する部分が多くありますが、病院独自の仕事もあります。

ここからは、病院で働く施設警備員のおもな仕事内容と役割について解説します。

病院施設内の巡回・監視

前述のとおり、病院で働く警備員は「施設警備員」に分類されるため、防災や防犯のために施設内を巡回・監視することをおもな業務とします。不審者や不審物、設備の故障といった異常を発見したら、速やかに関係者へと報告するなど適切な対応をしなければなりません。

その他に、防災設備(消火器・防火扉など)や施設破損、避難通路のチェックなどをし、病院施設内の維持・管理に貢献します。

また、エントランスや外来ロビーなどの共用部分、駐車場などの外部エリアに設置した防犯カメラの映像を、モニターで監視することもあります。

来院者の案内・誘導

病院の警備では、来館者が安全に受診できるようサポートするのも大切な業務です。具体的には、来院者や救急患者などの案内を行ないます。

そのため、病院警備員は適切な案内ができるよう、施設内の構造や混雑状況、ルールなどを把握しておく必要があります。

ほかにも、院内での落とし物対応や駐車場での車両の誘導、駐輪場での自転車の整理を行なうこともあります。

医師や看護師のサポート

病院に勤務する警備員は患者の安心・安全のために、ときには医療従事者の業務をサポートすることもあります。例えば、救急車で患者が搬送されてくる際に、救急救命士から病院に連絡が入ることがあるため、医師や看護師に搬送されてくる患者の情報を正確に伝えます。

このように、患者がスムーズに治療が受けられるようサポートを行ないます。

病院の施設警備員に求められるスキル

病院の施設警備員に求められるスキル

「病院で働く施設警備員に興味があるけれど、自分に合っているか知りたい」という方もいるでしょう。ここでは、病院で警備員として働く人に求められるスキルについて説明します。

コミュニケーション能力

病院に勤務する施設警備員は、来院者や医療従事者などさまざまな人と対話する機会が多くあります。そのため、相手の話を丁寧に聞いてわかりやすく説明するなど、コミュニケーションを円滑にする能力が必要です。

患者やその家族のなかには、病状などに不安を抱えている人もいます。そういう相手に対して、相手の立場に立って考え、思いやりをもって接する力も重要になるでしょう。

警備員というと、建物の入口などで硬い表情をして監視業務を行なっている姿を想像する方もいるかもしれません。

もちろん、毅然とした態度で不審者や不審車両を監視・警戒することも必要です。しかし、病院で働く施設警備員には、明るい声掛けや挨拶といった、ソフトで思いやりのある対応が求められます。

責任感・正義感

病院の警備では、医療従事者のサポートを通して、人命にかかわる場合があります。そのため、責任感をもって自分の仕事を全うできる人であることが大切です。

また、院内の秩序維持のために、正義感をもって業務に取り組むことも求められます。施設利用者を守ることに、やりがいを感じられる人にも向いているといえるでしょう。

病院の施設警備員として働く魅力・やりがい

ここでは、病院警備員として働きたい人向けに、仕事としての魅力とやりがいを説明します。

未経験でも仕事を始められる

病院の施設警備員の仕事は、経験や資格がなくても始められます。ただし、警備の仕事に初めて就く場合には、警備業法で義務付けられている新任研修(新任教育)を受けなければなりません。

この研修は、人命にかかわるような状況であっても、自身の安全を確保しながら対処するために必要なものです。研修費用などは会社が負担してくれる場合が多いため、初期費用の心配はありません。

勤務開始後も、一定期間ごとに研修でスキルアップしていける体制が整っている警備会社があるため、そのような警備会社を選ぶとよいでしょう。

人の役に立つ仕事ができる

病院の施設警備員の業務は、医療従事者のサポートにおいて人命にかかわるような側面もあり、社会的にも意義のある仕事です。人命や健康を守る仕事の一翼を担うことに、達成感や充足感を得られる人もいるでしょう。

コミュニケーションの能力が高い人にとっては、スキルを活かして人の役に立てるという点も魅力の一つといえます。

また病院では、椅子に座って仕事する時間が多い場合もあります。休憩できる場所が用意されているなど、働きやすい環境も比較的整っていて体力的な負担がさほど大きくないため、体力に自信がない方でも働きやすいでしょう。

病院の施設警備員として働くなら「SPD株式会社」

病院での施設警備員として働くキャリアを考えているのであれば、SPD株式会社で勤務してみてはいかがでしょうか。SPD株式会社には50年以上の歴史があり、スキルアップのための各種研修や資格取得の支援も充実しています。

警備員が自らの生活を大切にしながら、安心して仕事ができる環境づくりにも取り組んでおり、出産や育児などのライフイベントにあった働き方を選択可能です。

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まとめ

病院での施設警備員の業務は、施設内の巡回・監視や人・車両の案内、医療従事者のサポートとなど多岐にわたります。そのため、コミュニケーション能力が高く、責任感・正義感のある人に向いている仕事といえるでしょう。

警備員の仕事は、未経験から研修を受けて仕事をスタートでき、人の役に立っているという実感を得られる点が魅力です。

病院での施設警備員として働きたいとお考えの方は、ぜひSPD株式会社へご相談ください。

警備・防犯・セキュリティのSPD株式会社