警備員指導教育責任者2号とは?取得方法や難易度などをまと…
警備員として働くうえで、年収の目安について知りたい方は多いのではないでしょうか。警備員は、業務内容によって施設警備員や雑踏・交通誘導警備員などに分かれており、それぞれの平均年収にも違いがあります。
今回は、警備員のおもな仕事を解説したうえで、警備員の平均年収や年齢別の年収を紹介します。さらに、警備員が年収アップを目指す方法や働くメリット、警備員として働く方法などを解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
警備員の年収を知る前に、まずは代表的な警備員の仕事を見ていきましょう。
施設警備員は、オフィスビルや商業施設、マンションなどにおける警備業務を行ないます。おもな業務としては以下が挙げられます。
業務 | 内容 |
出入管理・受付業務 | 不審者や不審物などの入館を防止するため、社員証の提示を求めたり、入退室管理を実施したりする |
立哨業務 | 施設の出入口で、不審者などの警戒監視を行なう |
防災センターでの監視業務 | 施設の火災等の監視、防災機器の制御などを行なう |
上表のとおり、施設警備員は不審者・不審物の警戒や、火災等の監視・防止の役目を担う警備員です。施設への来訪者などと接する機会も多いため、挨拶やコミュニケーションの能力なども問われるでしょう。
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雑踏・交通誘導警備員は、イベント会場や工事現場における人・車両の誘導を行ないます。イベント会場における警備業務を例に、おもな業務を見ていきましょう。
業務 | 内容 |
車両の安全誘導 | 駐車場への安全な誘導や、関係者の車両チェックなどを行なう |
雑踏の整理 | スムーズな動線の設定や危険箇所の排除などを行なったうえで、歩行者を誘導する |
歩行者の保護 | イベント会場周辺などの歩行者・自転車などの安全を守るため、適切に誘導する |
大規模なイベントにおける雑踏・交通誘導の業務を担う際は、警備計画の立案から行なうこともあります。
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※建築・土木等に関連する交通誘導はSPD株式会社では取り扱っておりません。
貴重品運搬警備員の仕事は、現金・貴金属など、盗難のおそれがある貴重品を安全に運搬することです。おもな業務として、運搬車の運転や周囲の安全確認、運搬事故の防止・発生時の対応などが挙げられます。
そのほか、ATMへの現金補填、売上金の回収・精査なども業務に含まれるので留意しておきましょう。やりがいを感じやすい一方、危険と隣り合わせの仕事ともいえます。
※貴重品運搬警備はSPD株式会社では取り扱っておりません。
身辺警備員は、個人あるいは団体の身辺を守ることが仕事で、ボディーガードと呼ばれることもあります。近年は、著名人や要人に限らず、一般市民や子どもを警備対象とするケースも少なくありません。
身辺警備員の業務として、警備対象者の移動・行動のサポートや、周囲の状況把握・危険予測などが挙げられます。
※身辺警備はSPD株式会社では取り扱っておりません。
ここからは、警備員の具体的な年収について紹介します。厚生労働省の運営サイト「jobtag」によると、2023年に行なわれた調査での警備員の平均年収は以下のとおりです。
警備員は、正社員のほか、派遣社員やアルバイトで働く人も多く、年収には雇用形態もかかわってくる可能性が高いでしょう。なお、2022年度の有効求人倍率は施設警備員が3.00倍、雑踏・交通誘導警備員が38.30倍となっており、働けるチャンスは多いといえます。
参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「施設警備員」
参考:職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag「雑踏・交通誘導警備員」
厚生労働省運営サイトの情報をもとに、施設警備員の年齢別の年収を以下に示します。
上記のとおり、年齢別で見ると最も平均年収が高いのは45~49歳で、474.38万円となっています。20~24歳の平均年収351.11万円と比べると、約120万円もアップしています。
ただし、上記の年収はあくまで年齢別の平均です。警備員の役職などがつけば、さらに年収がアップする可能性もあるでしょう。
厚生労働省運営サイトの情報をもとに、雑踏・交通誘導警備員の年齢別の年収を以下に示します。
年齢別で見ると、最も平均年収が高いのは35~39歳の432.47万円です。20代の年収から右肩上がりに上昇を続けており、20~24歳の平均年収である332.74万円に比べると約100万円アップしています。
続いて、警備員として働くうえで、年収アップを目指す方法を3つ紹介します。
年収アップを目指すため、警備員の国家資格である「警備業務検定」を取得するのも有効です。警備業務検定は、施設警備業務検定、交通誘導警備業務検定など警備業務の内容に応じて6種類に分かれています。
このような資格を取得することで対応できる仕事の幅が広がり、資格手当を受け取れる可能性があります。また、資格取得によってキャリアアップの足がかりにもなるでしょう。
なかでも、「警備員指導教育責任者」の資格を取得すれば警備員の指導、教育などを担えるようになるため、収入アップも見込まれます。
警備員が取得できる資格について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。
【警備員の資格】スキルアップに役立つおすすめ5種類と取得するメリット
警備員指導教育責任者とは?警備員の資格とスキルアップについて解説
警備員として年収アップしたいなら、教育・研修制度などが充実している優良な警備会社への就職・転職を目指すことをおすすめします。
フォロー体制がしっかりしている警備会社を選べば、初めて警備員として働く場合も安心です。例えば、実地研修を通じて、働くうえで必要な知識や技術を身に付けられるように環境を整備している警備会社もあります。
また、資格取得に向けた支援制度を設けている会社もあるので、事前にチェックしておけばスムーズな資格取得を目指せるでしょう。
勤務地によって、警備員の年収は変化する傾向があるため、勤務地を変えるという方法もあります。例えば、同じ関東エリアでも、茨城県や群馬県に比べると、東京都や埼玉県のほうが年収は高いとされています。
また、現在の雇用形態から変更してみるのも手です。一般に年収が高いのは、正社員、派遣社員、アルバイト・パートの順とされているので、参考にしてみてください。
ここでは、警備員として働くメリットについて確認していきましょう。
前述のとおり、警備員の資格を取得することで年収アップを目指せるなど、自身が積み重ねた努力が結果に反映されやすいことはメリットの一つです。
例えば、継続して警備員としての経験・スキルを積み、資格を取得したりさまざまな研修を受講したりすることで、着実にキャリアアップを目指せます。自身が理想とする働き方を実現するためにも、警備会社の資格・研修制度の充実度も確認しておくとよいでしょう。
警備員の仕事には、継続して長期で働ける求人や、短期で働ける求人などがあります。そのため、プライベートに合わせた働き方を選べることはメリットといえます。
正社員としてフルタイムで働くことを選べる一方、アルバイトの雇用形態でほかの仕事とかけ持ちしながら働くことも可能です。特に昨今はダブルワークと呼ばれる働き方を選ぶ人も多いので、警備員で働くメリットを感じやすいでしょう。
警備員として働くには、まず警備の基本について学ぶ「新任教育」を受ける必要があります。これは、警備会社に雇用されたのち、基本教育・業務別教育を併せて20時間以上受けるものです。
新任教育では、警備員に必要な知識や技術をしっかりと習得できるので、初めて警備員として働く際も安心です。雇用形態にかかわらず、新任教育は必ず受講しなければなりません。
なお、18歳未満の人や破産者で復権を得ていない人など、欠格要件に当てはまる人は、警備員として働けないことに留意しておきましょう。
警備員の研修について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご参照ください。
警備員の新任・現任研修の内容とは?役立つ資格やよくある質問についても解説
施設警備員、雑踏・交通誘導警備員として働くなら、50年以上の歴史があるSPD株式会社にぜひご応募ください。当社は、各種資格取得を支援する制度があるほか、ワークライフバランスの取れた働き方に向けたサポートが充実しています。
また、入社1年目にはOJT研修、その後は中堅研修、リーダー研修などキャリアアップを支援する各種研修制度が整備されていることは、当社ならではの魅力といえます。警備員として着実にキャリアを積み重ねながら、安定した収入を得たい人にもおすすめです。
SPD株式会社の働く環境や警備員募集の一覧については、ぜひ以下のリンクをチェックしてみてください。
2023年の警備員の平均年収は、施設警備員が376.1万円、雑踏・交通誘導警備員が350.2万円となっています。警備員が年収を伸ばすには、資格を取得したり、優良な警備会社に就職・転職したりするのがおすすめです。
ワークライフバランスを取りながら働き、警備員としてのキャリアアップも目指したいという方は、ぜひSPD株式会社へご応募ください。当社では、資格取得支援制度や各種研修制度を通じて、一人ひとりの従業員が満足して働ける環境を整備しています。
プロフェッショナルの警備員としてSPD株式会社で働きたい方は、ぜひ一度ホームページをチェックしてみてください。
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